アルバイトをしている大学生・高校生が入社してくれると

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就職先候補にしたいアルバイト先 

先日、電車に乗っていると、たぶん大学生だと思われる二人組がアルバイト先の話しをしていました。そのアルバイト先でも新卒で入社してくる方がいるようで、”いつまで退職しないで勤められるか、俺なら・・・”のような話しをしていました。
マイナビの調査によると、経験したアルバイトの中で、就職先候補にしたいアルバイト先は無いと回答した学生が85%弱のようです。
逆に言うと、100人に15人は、アルバイト先を就職先候補に入れてもいいとというのは、”意外に多いな”というのが率直な感想ですが、25年ほど前、そう言えば、自分にも経験があったことを思い出しました。 

就職してもいいかなと思ったアルバイト先

就職先に迷った会社は運送会社で、運転助手の仕事をしていました。
今あらためて就職先に迷った理由を考えてみると、二つあり、一つ目はそこの会社で出会った方々がいい人だったから、もう一つは少しの成功体験があったからだと思います。
結局は、その時代に勢いのあった業界の総務人事の職に飛びついてしまったのですが、自分の経験からすると、「全員が全員、キャリア志向ではない」というのをあらためて思い出しました。
就職先候補に入れてもいい15%はどんなアルバイト先なんなんだろうと考えてみると、私の経験したようなアルバイト先のような会社なのかもしれません。就職先

人事・総務担当者の皆さん

先日、やはり、以前勤めていた会社の採用担当の方と合う機会があって、4月に予定している大学生や高校生の新卒の内定者が思うように集まらず頭を抱えていました。
また、求人誌に情報を載せていても、二次面接・三次面接・役員面接まで進まず、また、せっかく内定を出しても辞退されてしまうことの繰り返しのような状態が来年も続くのかと心配されている人事・総務のご担当者も多いと思います。
これからは、バイト先を就職先候補にしたい15%の学生にアプローチするのも必要なことかもしれません。仕事内容や会社の雰囲気も分かっていると思いますので、退職率も低くなるような気がしますし、その方のゼミの後輩などに拡散してまた人が集まるかもしれません。
一次面接パスくらいの特典であれば、他の学生にも許してもらえるのではないでしょうか。
ただ、あからさまな囲い込みのようなことはルール違反ですので、やめた方がいいと思います。